在宅医と言えば”高給取り”というようなイメージが浸透しつつある昨今、在宅医療に関しての求人は増加傾向にあると言えるでしょう。
厚生労働省が推進しているその事情の裏側には、日本が抱えている一つの問題が大きく見えてきています。

それが高齢者の著しい増加、という減少です。
若者と高齢者の人口とが大きく逆転を進めている中でありますので、必然的に”後期高齢者”を対象にしたビジネスや医療の形が時代の流れとして求められている、ということを裏付けるのが”在宅医の高待遇”という現象なのではないでしょうか。

では、皆さんが気になるであろう在宅医の求人事情について、少しまとめてみたいと思います。

1、続く医師不足

厚生労働省が今後をみこして推進する在宅医療、国からの予算が出ているために現場で働く医師の待遇は以前と比べれば大きく改善傾向にはあるものの、やはり基本的には医師が不足しているというのが現状です。
では何故医師が不足してしまうのか。

その理由は大きくわけて2つあると考えられます。

1つ目は勤務地となる求人情報をみていてもお分かり頂けると思いますが、主に高齢者の多い地域に偏りがあるということ。
在宅医療を受けたいと願う方が多くなるのは、どうしても都市部よりも少し離れた地域になります。
地域住民の高齢化が進んでいるエリアこそ、もっとも需要が高いのです。

2つ目は、労働環境が過酷であるケースが多いということ。
これは訪問先が介護施設か自宅かでかなり変わってくるのですが、特に自宅である方が精神的な負担等は大きくなりがちです。

もし、あなたが少しでもゆるい環境を求めているのであれば、主な訪問先が介護施設であるかどうかを確認した方がよいでしょう。

2、在宅医療を行う医師は高待遇で迎えられる

求人情報が増加しているということは、逆に言えば需要が高く、ニーズが満たされていない分野であると考えることもできます。

①その理由は前述の通り、非常に厳しい労働環境となる可能性があること。
②対象となる地域が都市部から外れるケースが多いこと。

この2点にある程度集約されるのではないでしょうか。

在宅医として転職を目指すのであれば、これらの問題を念頭に置いた上で、医師求人を探さなければなりません。
その代わりに、一般的な待遇よりも充実したものを受けることができるのです。

地域医療への貢献、あるいは高待遇を目指す医師にとっては、多少の難しさがあったとしても、恐らく在宅診療は魅力的な案件と映るのではないでしょうか。